ヘルパー2級は通信講座のみで取得可能な資格ですか?
ヘルパー2級は通信講座のみで学べるものですか?
結論から言ってしまえば、従来のヘルパー2級に相当する資格となる介護職員初任者研修は、通信講座だけでは取得できない資格です。
介護職員初任者研修を学ぶときには、通信と通学の併用制講座を受ける必要があります。
こうした話をすると、通学をしなければならないことに面倒臭さやハードルの高い印象を受ける人も多いかもしれません。
しかし実際は、完全通学制で学ぶよりも遥かに短期間で修了できる通学と通信の併用制講座は、多くの介護職の方々に選択される方法となっているのです。
ヘルパー2級に相当する資格は最短1ヶ月で取得できる
ホームヘルパー2級に該当する介護職員初任者研修では、トータル130時間の研修を受ける必要があります。
しかしそのうち最大40.5時間分を通信形式の自宅学習で受講すると、スクーリングと自宅学習がスムーズに進めば、最短で1ヶ月ほどの短期間でこの研修を修了させることもできるのです。
また通学講座を選んだ場合は、トータル22日ほど学校に通う必要が出てきますので、介護職として働きながら通信講座を受けた方が、効率よく資格取得が可能になると言えるでしょう。
ヘルパー2級相当の資格が通信講座のみでは取得できない理由とは?
介護職員初任者研修でスクーリングが必要となるのは、体位変換、衣類の着脱、車椅子への移乗といった実技演習やグループワークを、厚生労働省が必須と定めているからです。
2013年で廃止となってしまったヘルスケア級の講座では、訪問介護実習・デイサービス実習・施設実習が30時間(約5日間)と定められていました。
これに対して上記のシステムを廃止にした介護職員初任者研修では、演習科目と通学によって受ける講義を増やすことにより、介護現場で役立つ技術や知識の修得を促しているのです。
ちなみに演習科目では、講義後のグループワークを通して、排泄介助や入浴、食事といった実践的な生活支援技術を学んでいきます。
これに対して講義では、介護におけるコミュニケーション技術や介護保険制度、介護に関する基礎知識をしっかり学ぶ形です。
こうした形で看護師や介護福祉士といった資格を持つ専門講師の講義を受けると、通信講座だけではイメージしにくい疑問点などもスムーズに解消できると言えるでしょう。
またスクーリングで直接解説してもらった方が、ひとりで黙々と勉強するよりも効率よく仕事に役立つ知識や技術の習得ができそうです。
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